破綻したスカイマークが現在好調らしい。

2015年に民事再生による破たんした航空会社スカイマークですが、
民事再生が集結して1年後の2016年には67億円の純利益を上げています。
どうしてたったの1年で利益を出せるだけの状態になったのか、
そもそもどうして破たんしてしまったのか不思議に思う人も多いでしょう。

まず破たんの原因は不採算路線を放置したことにあります。
最大で26路線もあったわけですが、繁忙期は高い乗車率であるものの
閑散期の搭乗率が低いままで赤字路線となっていたのです。
それに加えてエアバスA380の超大型機発注キャンセルに伴う違約金が
高額になり業績は急速に悪化していったのです。

そこでスカイマークは不採算路線を整理し利益が見込める路線に絞り込み、
機種をボーイング737-800に統一して整備費用や調達を効率化したのです。
座席数は177席と少な目ではあるものの、搭乗率の低下を防ぐことができ
ロスを防ぐことになりました。

また、従来のように価格だけを前面に出すのではなく機内サービスも充実させ、
安さだけを売りにする航空会社ではないと言うイメージを定着させるよう、
行っている企業努力が実ったものとも言えるでしょう。

LCCでもない、レガシーキャリアでもないというスカイマークの立ち位置を
どこまで独自色として打ち出していくことができるかが、復活したスカイマークの
好調を維持し伸ばしていくかのポイントとなるでしょう。
ただ、現時点では破たんしてから2年しか経過していないため、
急速に何か変化を求めるのではなく堅実な判断をしていくことが求められるでしょう。
2017年9月24日 21:25

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