茨城空港が見せた地方空港の奮闘ぶり

茨城空港は民間の地方空港で乗り入れしているのはスカイマークのみです。
スカイマークと言えば2015年に経営破たんし会社の存続そのものが危機に陥りましたが、
茨城空港としても共倒れになるという最悪のシナリオが予測されていました。

そんな中で6億円以上もの予算を投入して、先着3万人に向けてギフトとギフトカタログを
特典として付けたのです、ざっと見積もって一人あたり9千円程度の特典でした。
このことはバラマキだと批判もありましたが、経営破たんしたスカイマークにとっては
撤退を回避することに繋がりましたし、利用者の減少を食い止めたことなどから
予算以上の効果があったと言えます。

茨城空港の存在を、地域だけでなく乗り入れしている他の地方へもアピールできましたし、
茨城空港の立地やメリットが北関東周辺でも再認知されたことが大きかったのです。
まず、茨城空港には1300台分の無料駐車場が備えられていることが挙げられます。
利用者の9割は自家用車を使っていることからも、この無料駐車場の存在は茨城空港にとって
目玉の一つとも言えるのです。

羽田、成田以外で関東圏には茨城空港しかないのです、そして北関東は鉄道社会ではなく
どちらかというと車社会なので無料駐車場がある茨城空港は生活に欠かせない空港となりました。
立地は北関東ということもあり、車で移動するにしても高速料金は掛かりますので
全くの無料というわけではありませんが、家族で利用するには十分と言えます。

国際線に目を向けると茨城空港では様々な路線の就航撤退を繰り返していて、
今後の課題として国際線の整備が挙げられますが、主にLCCをメインにしてアジア路線を
幅広く就航することを目指しているようです。
このように地方空港でもその土地のメリットを活かすことで、地域の活性化を含めて
利用者の増加を進めることができるというモデルケースと言えるでしょう。
2017年2月27日 00:52

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