ANAが親会社になっている国内LCCのピーチとバニラエアが経営統合することとなり、
ピーチを母体にして規模で国内1位のLCCとなります。
双方は路線の重複が殆どなく、拠点としている空港も違うため
統合するメリットは非常に高いと言えるでしょう。

ピーチはここ数年業績が右肩上がりとなっていますが、バニラエアは台湾路線などで
価格競争で苦戦しています。
一見するとピーチにメリットが無いように見えますが、国内路線では重複が殆どなく
ピーチとしては路線拡大に繋がるメリットがあり、バニラエアとしては財務面での
改善が見込めるという事になるでしょう。

問題は利用者にとってもメリットです。
統合によって中長距離路線の拡大を目指しているとのことなので、
本格的にアジア路線の開拓が進むのではないかと思われます。
そうなれば、格安でアジアの各都市へ旅行することができるようになるでしょう。

また、統合前では1位だったジェットスターとの競争が激化することも予想され、
更なる価格面で利用者にメリットが見られるようになるかもしれません。
日本のLCCは海外に比べると、まだまだ料金が高い傾向にありますので
これを機に世界と競争できるレベルまで低価格が進むこともあり得るでしょう。

注意しなければいけないのは、ANAの発言力が増すことによって
低価格化にブレーキがかかる可能性もあるということぐらいでしょうか。
そうなると統合して1位になっても、利用者が離れてしまい本末転倒になる
ということは容易に想像できるので可能性としては低いと言えるでしょう。
ペットと一緒に飛行機に乗ることはレガシー航空の場合は普通にできます。
ペットは人と同じ座席を利用することはできませんが、預かり荷物という形で
ケージで保管されて運ばれます。

国内航空ではJAL、ANA、スカイマーク、エアドゥ、ソラシドエアではペットの
持ち込みは可能となっていますが、ピーチ、ジェットスター、バニラエアなどの
LCCでは手荷物、預かり荷物のどちらでも飛行機に持ち込むことができません。

LCCでも金魚や昆虫といった小動物に関しては持ち込みを許可しているケースがありますが、
ピーチの場合はそれも禁止しており、動物は一切運ぶことができませんので注意しましょう。
このように低料金で利用できるLCCですが、ペットと一緒に登場することはできませんので
どうしても飛行機でペットと一緒に乗りたい場合は、LCC以外を選択しましょう。

LCCでペットが禁止されているのは、何か問題が起きた際に運行に支障が出る可能性が
あるからだと考えられます。
万が一、ペットが死亡してしまうと問題を処理する必要がありますから、そういった
リスクを事前に排除しているわけです。

LCCは同じ機体を何度も往復して利用し、コストダウンを図っていますので
1日のどこかで継続運行ができなくなると、その後の便にまで影響が出てしまいます。
レガシー航空では代替便を準備することができるため、そういったリスクもなく
ペットの持ち込みが可能となっているわけです。
スクート航空は2011年3月にシンガポール航空が100%出資して設立されたLCCで、
2012年10月に成田~台北~シンガポール間で初就航し、2015年には関空や新千歳に就航し
2017年12月にはLCCでは珍しい関空~ホノルルの長距離便も開設しています。

そんなスクート航空の評判を調べてみたところ、以下のような少し厳しめの
意見が見られましたので、利用の際には参考にしてください。

・LCCの割にあまり安くない
・台北便の出発時刻が早朝で使いにくい
・飲食の持ち込みは禁止だが、派手に食べなければ問題なさそう
・機内食は有料のわりに、味がイマイチ
・コールセンターの日本語が無茶苦茶...
・機内持ち込み荷物は重さを計られる

首都圏と台湾を結ぶ便ということで注目されたスクート航空でしたが、
LCCにしてはそこまで安くないようです。
LCCなのに安くないなら、もう少しお金をだしてレガシー航空を使ったほうが良い
という意見には納得させられます。

ただセール時には成田~台北が1万円で売られることもあるようですが、
セールでの購入は非常に難しいと言っても良いでしょう。
そのため、日本人が個人で利用するケースは少なく、団体ツアーで
利用されることの方が多いようです。

ガラガラで飛ばしているのが原因かは分かりませんが、狭いという意見や感想は
殆ど見られませんでした。
機内食の味も値段の割にイマイチという意見が多いので、リピーターは多くないでしょう。
首都圏と台湾を結ぶ便は貴重ですから、今後の展開次第では化けるかもしれません。
LCCのような格安で飛行機に乗れる航空会社でも、前もってチケットを購入して
飛行機に乗るのが一般的ですが、時間が無い人や急きょ飛行機の手配が必要になった場合は
当日券を購入して乗るしかありません。
実際に当日になって飛行機での移動が必要になって、LCCを当日予約して乗ってみたところ
チケットを取ることはでき、飛行機に無事に乗れましたが時間に追われて大変でした。

まず、身支度をしてネットでLCCの空席状況を確認して空きのあった便を予約し、
空港に到着してすぐにチケットを発酵して、そのままチェックインし搭乗。
かなり時間に追われた形になりました、問題は空きのある便を予約しようとしても
空港までの移動距離などを考慮しなければいけないので、ギリギリだとダメですし
時間が空きすぎると到着が遅くなってしまうので大変でした。

空港に到着してからも普段使い慣れていないLCCを選択してしまったので、
チェックインしてから搭乗ゲートまでの距離が意外にも遠くて大変でした。
時間が無いのに更に時間に追われてバタバタした感が出てしまいました。

LCCでなければ、チェックインからゲートまではそれほど遠くありませんから
ここまでバタバタすることは無いと思うのですが、さすがに当日予約というのは
大変だなと思いましたね。
ただ、当日予約でもLCCはレガシーキャリアよりも格段に安かったのは嬉しかったです。
でも、事前に予約できるなら当日予約をすることはオススメできません。
航空管制官という仕事は飛行機が正常に航行できるように、
指示を出したり離着陸の順番を決めたりします。
その指示は気まぐれで出せるようなものではなく、天候などを
含めて様々なデータをもとにして行われています。

羽田や関空などの大規模な空港になれば、離発着する飛行機の数は
膨大なものになり、それらは全て航空管制の指示の元で運航しています。
それらの指示を出すということは、そこに責任が生まれることを意味しますから
非常にストレスのたまる仕事だと言えます。

もし指示を出すのを間違えて、二つの飛行機に対して同時に着陸の
許可をしてしまったら大事故になりかねません。
そんなことにならないようにシステムが管理しているとは言っても、
やはり神経を使う仕事であることに違いはありません。

勤務体制はシフト制になっているので、長時間に渡って勤務し続ける
ということはないようです。
その点ではメリハリが利いた職場であることはわかります。
逆にそれぐらいしっかりとメリハリがついていないと、勤務するのは
難しいと言えるのではないでしょうか。

そんな航空管制官ですが、就職するのは非常に狭き門です。
まさにエリートと言っても良いでしょう、学力が抜きんでいていること
中でも英語などの語学ができなければ航空管制官になることはできません。
ストレスが溜まる仕事なのに、就職するのが大変なのです。
世の中にはいろんな仕事があって、それぞれに特徴があると言えます。
日本国内を就航している航空会社は全部で11社あります。
それぞれの会社別に定時運航率が発表されており、2年前のデータになりますが
平均91.13%となっています。
上位の定時運航率は93%を超えており、殆ど遅延が発生していないと言えます。

それに比べてワースト3社は全てLCCが占めるという状態になっており、
9位がバニラ・エアで85.12%、10位がピーチで80.74%、11位がジェットスターで79.55%
となっています。

上位3社との差が10%以上になっているのはさすがに遅延が多いと言われても仕方がない、
という気がします。
中でもLCCで一番業績が良いとされているピーチで80%ですから、10便中2便の割合で
遅延が発生していることになります。

遅延に遭遇する確率が20%ということになれば、これは利用者からすれば
また遅れてるよ、という感じになってしまうでしょう。
遅延する原因は機体数が少ないことで、問題が発生しても替えが利かないことにあります。
同じ路線を繰り返し飛行させて収益を上げるのがLCCの特徴でもありますから、
その特徴が遅延に繋がる原因となるのはLCCの弱みとも言えます。

ただし欠航しやすいかどうかでみると、ピーチは上位2位に入っていますので、
欠航は少ないことがわかっています。
これはピーチに限ったことなので、他のLCCで欠航が多いところもありますから
一概にLCC=欠航が少ないとは言い切れません。

レガシー航空会社でも場合によっては遅延、欠航となることがありますので
必ずしもLCCだから選択肢から除外したほうが良いとまでは言えないと思います。
スカイマークが運航させている機体の翼にはハートやクローバーの
マークが描かれていることを知っていますか?
もしかするとスカイーマークの遊び心で、こういったマークを付けているのでは?
と思っている人もいるかもしれません。

実際には遊び心でもオシャレでもなく、「機体の識別」を行うために描かれています。
ハートやクローバーから連想できると思いますが、これはトランプの絵柄です。
他にも花柄、八分音符まで存在しています。
今現在は路線縮小したため、八分音符の機体があるかどうかは不明ですが、
色々なマークを付けた機体があることがマークによってわかります。

ANAやJALでは機体数が大きすぎるので、このようなマークによる識別は困難ですが
スカイマークのように路線が限られていて運用している機体が少ない航空会社では、
このようなマークを付けることで機体の識別をしているのです。
整備の効率化や運用の間違いを少なくするために取られている方法と言えます。

独自色を出す為に機体にペインティングする航空会社は増えていますし、
キャラクターなどを採用して話題を集めた機体もありました。
そういう意味でもスカイマークの機体に描かれているマークを、オシャレだとか
遊び心ととらえる人がいても、それはそれでいいのではないでしょうか。
例えば、中々お目にかかれない機体マークを見たらラッキーなどのように、
ジンクス的なものができ上がる日が来るかもしれません。
2015年に民事再生による破たんした航空会社スカイマークですが、
民事再生が集結して1年後の2016年には67億円の純利益を上げています。
どうしてたったの1年で利益を出せるだけの状態になったのか、
そもそもどうして破たんしてしまったのか不思議に思う人も多いでしょう。

まず破たんの原因は不採算路線を放置したことにあります。
最大で26路線もあったわけですが、繁忙期は高い乗車率であるものの
閑散期の搭乗率が低いままで赤字路線となっていたのです。
それに加えてエアバスA380の超大型機発注キャンセルに伴う違約金が
高額になり業績は急速に悪化していったのです。

そこでスカイマークは不採算路線を整理し利益が見込める路線に絞り込み、
機種をボーイング737-800に統一して整備費用や調達を効率化したのです。
座席数は177席と少な目ではあるものの、搭乗率の低下を防ぐことができ
ロスを防ぐことになりました。

また、従来のように価格だけを前面に出すのではなく機内サービスも充実させ、
安さだけを売りにする航空会社ではないと言うイメージを定着させるよう、
行っている企業努力が実ったものとも言えるでしょう。

LCCでもない、レガシーキャリアでもないというスカイマークの立ち位置を
どこまで独自色として打ち出していくことができるかが、復活したスカイマークの
好調を維持し伸ばしていくかのポイントとなるでしょう。
ただ、現時点では破たんしてから2年しか経過していないため、
急速に何か変化を求めるのではなく堅実な判断をしていくことが求められるでしょう。
航空会社のCAさんが来ている制服は会社によってかなり個性が出ます。
特にLCCはレガシーキャリアとの差別化を図る目的として制服のデザインに、
独自色を出して売りに使用としている会社が多くあります。

LCCではありませんが、国内航空会社のスカイマークがミニスカートで
接客していることで話題になったことがありました。
そして最近、スカイマークの上を行くと言われるほどのセクシー制服を
CAに採用しているのがエアアジアです。

スリットの入っているミニスカートで、色は全身赤!胸元は大きく開いていて
かなり誘惑されそうになる制服に仕上がっています。
色が赤であることがより視線を釘付けにするポイントかもしれません。
海外のLCCですから、CAさんもナイスバディな人が多くて
セクシーさに負けて何度もCAを呼ぶ人もいるなんて話も聞きます。

セクシーなCAさんがいるからと言って何がどうなるわけでもありませんが、
男性としては飛行機に乗ってる間の退屈な時間をこういう形で紛らわせ、
なおかつ目の保養にすることができるなら、エアアジアを選ぼうかな?
と思わせるキッカケになることもあるでしょう。

単に格安で移動するだけでは、この先の生き残りが難しいとも言われています。
そういった意味でレガシーキャリアにはできないような、斬新な方法で
乗客を掴みとろうとする姿勢はLCCならではだなと思いますし、
企業努力としてはあながち間違っていないのではないかとも思います。
制服に掛けるお金はそれ程格差がありませんから、そこで独自色を出していくのは
チャンスと見るLCCも出てきているわけです。
日本の乗り入れているLCCはピーチ、エア・アジア、バニラ・エア、
ジェットスター、春秋航空など色々な航路があります。
そんな中で圧倒的に強さを示しているのがピーチです。
LCCとして価格帯は他の会社と大きな大差はありませんが、ピーチが一人勝ちしている理由は
以下のようなものがあります。

・拠点空港を関西国際空港にしたこと。
 24時間離発着可能であり、関空からであれば日本各地へ航路を開くことができる点。

・コストダウンを行ったこと。
 徹底的なコストダウンを行い、従来のLCC以上に利益率の幅を広げました。

・就航率、信頼性、搭乗率などが軒並み高いこと。
 LCCの課題である就航率を高く維持していることと、ANA資本ということもあり
 ネームバリューや信頼性が高く、そのことが高い搭乗率を維持しています。

・マーケティングが的確であること。
 マーケティングに無駄が無く、顧客ニーズに対して的確に行われています。

顧客目線に立ちながら、徹底的な合理化を進めたことがポイントになったようです。
ANA資本でありながら、当初は子会社ではなく完全独立した会社でした。
2017年になって完全子会社化しましたが、それでもピーチの独立性は維持するとしており
レガシー航空会社と明確な違いを維持していることも好調の秘訣でしょう。

LCCとレガシーでは、どうしてもコスト面において考え方が全く違うところがあり
レガシーの子会社になると経営面などに割り込んでくることが多く、
過去にいくつかのLCCが倒産した事実もあります。
そういう点においてもピーチは独立性を維持していることが、サービス提供という観点で
ブレがないとみなされていると言えます。

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